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デストロイ!
幻:他...2005.09.17 Sat
※意味の無い勢いだけで書いたアホ文です。





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メモ。
幻:他...2005.09.17 Sat
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てのひらから
幻:赤毛...2005.09.16 Fri
てのひらからこぼれおちるもの

だれかのいのち

きみのあか


まもりたいなんて、ゆめのまたゆめ――・・・



・てのひらから・


陽に透かした自分の手のひらを暫く見つめて、目を閉じる。
季節は春。暖かな陽射しは惰眠を貪るには持って来いだ。
穏やかな時間の中、柔らかな風に吹かれる草原に寝転がるのは心地が良い。
不在に気付いた誰かが呼びに来るまでの、ほんの一時。
貴重な時間を、趣味の昼寝に充てようと思うのに・・・。

「っくしょ・・・何だってアイツの事なんざ・・」

眩しさに手を翳した。たったそれだけの事。
なのに、陽に透けた自分の掌に。その奥の、流れる血に。
否応無く、今此処には居ない人物を思い出してしまう。
同じ血の流れを有する者。
同じ血を流す才を持つ者。
この手も、あの手も。
己の手で戦場という舞台に赤い花を咲かせる為の糸引く血統に生れた時代の隠者。
自分などよりも、色濃く血族の才と志を継ぐ唯一人の兄。
ただ、ひとりの・・・。

「・・・・・・・・・アホくせ・・」

思考を振り払うように寝返りを打つ。
先程とは打って変わって、視界に広がるのは緑。
その、色。
見たくなくて、また目を閉じる。
無駄な事と知っていながら。

逃げたって、何も変わらない事を知っている。
振り払ったって、考える事を止められる筈も無い。
それが性だ。
やっかいで、けれど、愛おしい。
そして、何より忌まわしい性。
この脳が考える事を本当の意味で放棄する事はありえない。
血がそうさせるのか、育った環境故なのか。
常に、状況を把握しようと思考は巡る。
答えを出さないままにはしておけない。
導き出した答えのその先の先、更に先。
留まる事の無い思考の流れは、あらゆる状況・仮定・過程・対処法を弾き出す。
生きている限り、例え無意識にでもソレを繰り返す。
これは、歴史を導く為の力。
そして、人を殺める為の力。
止まらない思考。
この性は、確実に誰かの命を奪う。
考える事で、それを口に出す事で。
自分は安全な場所に居ながら人を殺せる。
簡単に、あっけなく。
敵も味方も、紙切れ一枚の上で消えていく。
この手が本当の血に濡れる事は無い。
けれど、この手は真実血に染まっている。
間違いなく、兄の手も。
差なんて無い。
目の前の葉のように、自分達は表裏一体なのだから。
違うように見えて、その実、根本は同じ。
自分が陽に照らされた緑ならば、兄はその裏側。
陽の当たらない陰の緑。
裏返せば、たちまち互いの色は逆転する。
綺麗事だと知って、それでもそれにしがみ付くか。綺麗事と切り捨てて、機械的に務めるか。
自分はまだ捨てられない。
否、捨てられない振りをしているだけかもしれない。
冷酷だと責めながら、同じ事をこの脳は弾き出す。
ただ、それを選ぶか否かの差。
その差だけが、互いの色を違えている。
その差を埋めれば、追い付ける事を知っている。

「・・・・・・・なさけねぇのな・・」

呟いて、自嘲に頬を歪める。

分っているんだ。
ずっと前から知っている。
何だかんだと並べ立てている事が、言い訳だという事を。
理由をつけて、はぐらかしているだけだ。
自分の心の奥底、本音から目を逸らしているだけ。
認めれば良い。そうすれば余計な理由を考えなくても済んで楽になれる。
認めてしまえ。
追い付いてしまうのが、怖いだけだという事を。
誰かにどうみられるか、じゃなくて。
追い付いたその時、アイツがどう思うか。
それが、堪らなく怖いだけだと。

追い付く為の手段に、戸惑いなんてありはしない。
ただ追い付くだけなら簡単だ。
その為の術は、頭の中に叩き込まれている。
けれど、それを選ぶ事にブレーキが掛かる。
罪悪感なんかじゃない。もっと、自分勝手で反吐が出るような理由だ。
兄と並ぶ事を、同じ視点でものを見る事を。
他の誰でもない、兄自身が望んでいない。
だから、その先。追い付いた先に、アイツから向けられる視線が怖い。
アイツが望んでいるのは、箱庭でまどろんでいた頃の小さな自分だ。

彼が変化を望まない、だから、自分は捨てられない。

勝手だ。
どっちも、酷く自分勝手だ。
馬鹿な兄の為に捨てられない自分も。
馬鹿な弟の為に捨ててしまった兄も。
根本の理由は、全く同じなのに。
選び取った手段が違うだけで、こうも擦れ違う。
欲しいのに、欲しいから、手に入らない。
伸ばした手で掴み取るためには、アイツの望まないラインを超えて変わらなければいけない。
けれど、それは失うのと同意だ。
だから、動けない。
変われない。

「アホくせ・・・」

目を開いて、目の前の草原を眺める。
広がる緑。
連想する、緑玉。
いつになったら、この終わりの無い鬼ごっこは終わるのだろう。
一つ・・・二つだけ、方法を知っているけれど。

追い付けないと知っていても、追い掛ける事はやめられない。

もう一つ、それをさせない為に、自分は追い掛け続ける。

何が出来るわけでも無いけれど。
この掌からどれ程の命が零れ落ちても、たった一人だけは。
守れるなんて自惚れては居ないけど。
けれど、せめて。
もしものその時、この身を盾とする事も厭わない。
それが無理なら、せめて。
せめて、その最後を、看取らせて・・・・。




・終わったれ・

書いてる内に良く分からない方向に走って行くのはいつもの事ですが。
今回はいつにも増して大暴走。ガードレールを突っ切って崖下に転落していきました・・・と、さ。
こんなんシーザーじゃないよ!!!(お前が書いたんだろ
天落紗雨
幻:坊主...2005.09.15 Thu
外は雨。
雨の日は、あの人には会えない・・・。


・天落紗雨・


別れの日は空が嘆くように雨を降らすのだと、そう聞いたのはいつだったか。
目の前の現実が遠くて、逆に、過去をすぐ側に感じる。
時の流れに置いて行かれるというのは、こういう感覚なのだろうか。
そんな事をぼんやりと・・・、本当に、ぼんやりと考える。
頭が飽和状態なのかもしれない。
色んな事が一気に押し寄せすぎて。
悲しい事が、あり過ぎて・・・。

目の前で憤ってくれた人、涙を流して悲しんでくれた人、力不足に頭を垂れた人。
それら全てが遠くて、一人になって触れた頬は氷のように冷たくて。
その冷たさだけが、リアルで。
感情が追い付かない。
叫びたいのかもしれないし、きっと泣きたいのに。
追い付かない、動けない。
せめて、涙だけでも流せたなら。
一人往く、君の為に泣けたなら良かったのに。

喪失は、この心に受け止めきれない程、大きすぎて。
これ以上はもう、何も受け止められない。
自分はそんなに器のでかい人間じゃない。
たった一人の家族の死に、泣き方すら忘れてしまう程、ちっぽけな人間なんだ。
自分だけじゃない。
そう言い聞かせたところで、変わるものじゃない事を知る。
何も変わらない。
この悲しみも、悔しさも、やるせなさも。
君が居なくなった、その事実でさえ。

何も、変わらずに世界は回っていく。

何がおこっても、誰が命果てても。
世界という大きな流れを妨げる事は無い。
それが、どんなに自分にとって大事な人でも。
変わることなく、緩やかに流れていく。

あの人も、その緩やかな流れの中に居るのだろうか。
人の世と関わる事を厭い、何処か達観したように世界を見る人。
時折、空虚な目をする人。

無性に今、あの人に会いたい・・・。

弱い自分を笑って欲しいのかもしれない。
情け無い自分を叱り飛ばして欲しい。
出来ることなら、その腕で抱きしめて欲しい。

けれど外は雨。
此方から出向かない限り、あの人が此処へ来る可能性はゼロに近い。
ならば自分から行けばいい。
でも、今此処を離れる事は出来ない。
義姉の死んだ日に、原因を作った自分が、側を離れる事なんて・・・。

苦しい。
泣けない事が苦しい。
義姉がいない事が悲しい。
貴方に会えないのが辛い。
こんな時ですら、自分の事しか考えられない自分が、堪らなく情け無い。

「御免ね・・ナナ」

純粋に、君の死だけを悼めれば良いのに・・。
もう何も語らない義姉の頬を何度も撫でる。
冷たい肌、死の匂い。
認めたく無いのに、突き付けられる現実。
泣けない自分。

壊れて、しまいそうだ・・・。

立っている場所すら曖昧で、何もかもが遠くて。
過去と、死だけが近い。
支えてくれる手は無くて。
それを望むことすら、そもそもおこがましくて。

ふらりと、外へ出る。
いつもは賑やかな此処も、今日はしんと静まり返っている。
聞こえるのは、微かな雨音だけ。

天を仰ぐ。

降り続ける紗の様な雨は、泣けない自分の頬を濡らしていく。
死者を悼む涙なのか、自分を戒める壁なのか。
雨は、止む気配を見せない。



雨は紗の様に天から落ちて

立ち尽くす僕を、静かに包み込む








そうして、僕は一つの決意をする。







・END・



天落紗雨は私の造語です。
相変わらず意味がわからない内容・・・orz
月酔いの夜
幻:坊主...2005.09.08 Thu
暗闇に浮かぶ赤い月。
いつかのこの手が滅ぼした国を思い出させる月。
アレは、罪の象徴。
全ては自分の意思だった。
けれど、それは本当に、真実、そうだったのだろうかと・・・。
今になってもまだ、時折考えてしまう。

「・・・未熟だな、僕も」

誰かのせいにして、楽になれるなら。
そんな自分は赦せやしない癖にと、哂う。
あれは全て自分の意思だった。
そうでなければ、次の時代の為にと踏み台になった者達が報われない。
唯一人の肉親さえこの手に掛けた、それが誰かに流された故などと、そんな馬鹿な話は無い。
自分はそれ程、御し易くも甘くも無いだろう。
リーダーだの何だのと、祭り上げられていい気になれる愚か者だったなら、きっと周りも自分自身も、幾分かは楽だったに違いないけれど。

「けれど・・・所詮は何を語っても言い訳に過ぎない、な」

犯した罪、この手で屠った相手への。
全ては何もかも、後付された唯の言い訳だろう。
事が終わった今となっては、何の意味も為さない。
下らない、言い訳だ。
自分が愚者だろうと賢者だろうと、何処にでも居る凡人であっても。
世界にとっては、結果が全て。
そこに有る人の感情など、有って無い様な物。
何れ、全ては紙切れの上のみでの出来事になる。
人々は忘れ、次の時代を生きて行く。
過去に拘るのは、一部の人間だけだ。
そんな事があった事すら、知らない人間の方が多くなるのだろう。
それでいい。
己は、何かを成したとも、成せるとも思わない。
人々の記憶に残される様な、そんな真似をした覚えは無い。
だから、忘れればいい。
争いの記憶など、無いに越した事は無い。
どうせ、この先数え切れない程の争いが生まれ、消えていくのだから。
ただ、自分だけが忘れずに居れば良い。
己の犯した罪を。
幾多の争いを。
屠った命の数を。

人の世に、深くは関わらないままに。
この胸の裡に秘めたまま、永久の時を流れていく。
それで、良い。

ただ、一つだけ、大切な光を手に入れたから。
気の遠くなる様な懺悔の日々も、それだけで、歩いていける。

「巻き込まれた君は、堪った者じゃないだろうけど」

笑い、隣で眠る少年を見遣る。
あどけない寝顔。
唯一、手に入れたかったもの。
手放せなかった存在。
共に、歩んでくれる人。

巻き込んだなどと、面と向って本人に言えば、きっと真っ赤になって怒るのだろう。

想像して、また笑う。
そう。
自分は、笑う事が出来る。

作ったそれではなく、自然と込み上げて来る感情で。

あの頃は、そんな日は二度と来ないと思っていた。
ただただ、贖罪の日々を空虚の中で過ごすのだろうと。
それで良いと、そう、思っていた。

「・・・・君のお蔭だよ」

呟いて、月を見上げる。

暗闇には赤い月。
手の中には唯一の光。

この罪は消えなくても。
命の果ては見えずとも。

この目に映る世界は、確かな光に満ちている。









・了・

意味が分からない。
睡魔に侵略された頭で文章を書くのは良くない良い例。(それでなくとも普段から意味不明な物しか書けないしネ)
うーーん、坊っさま視点は難しい・・・
精進あるのみ!
賢者と少年
幻:坊主...2005.09.07 Wed
のぞいてごらんよ、そのあなのなかを。


深くローブを被った男が言う。
草も生えていない、荒れ果てた地で。辺りは濃い霧が覆い、視認出来るものといえば、自分と、両の足が立つ地と、目の前の人物。
そして、その人の足元にある、ポッカリと口を開けた黒い穴だけ。
薄汚れたローブを纏った男が、手にした棒でその穴を指す。
覗いてご覧、と。
男がどんな顔をしているのか、どういうつもりでその穴を覗けと言うのか。
ただ立ち尽くす少年には皆目見当もつかない。
けれど、抗い難い何かが、男の声には宿っていて。
迷うように、一歩を踏み出す足が揺れる。

このまま男の言葉に従っても良いのだろうか。
あの穴を覗いた時、何かが起こるのではないだろうか。

そんな少年を、男はローブに隠された奥、その唇に静かに笑みを刻む。

「恐れる事は無い。別に取って喰いはしないよ」

チラリ、と。微かに見えた赤い瞳が面白気に光を弾いた気がして。
少年はまるで己が馬鹿にされた様な気になって、恐れてなど居ないと証明する為に、些か乱暴な足取りで男の側に進んだ。
そんな少年に、男は耐え切れないとばかりに今度は声に出して笑う。
笑われた事に少年が頬を赤く染めれば、すまないと目元を拭いながら男が詫びた。

「君が余りに素直だから、微笑ましくてね」

落ち着いた声には、今だ笑の色が残っていたけれど。
それよりも、少年は目の前の男が存外若いという事に気をとられていた。
目元を拭った拍子にずれたローブから現れたのは、冷涼な面差しの18・9の青年で。
多めに見たって、せいぜいが20代前半だ。
醸し出す雰囲気から、もっと齢を重ねていると思っていたのに。
けれど、良く考えれば男の声は若い。
それで気付きそうな物なのに。

――不思議な、人だ・・・。

不思議と言えば、目の前の青年だけではなく、この場所もなのだけれど。

少年は、いつ此処へ来たのか、此処が何処なのかすら知らない。
分からないのだ。
ただ、気付いたら此処に居て、少年が気付く前から、青年は此処に居た。
分かるのは、その事だけ。

いや、違う。

もう一つだけ、分かる事。
それは、目の前の青年が、自分を傷付けるような事はしないという、絶対の自信。
これまでに会った事すらない、初対面の相手に何故そんな確信が出来るのか、少年には分からない。
けれど、確かに、それだけは少年の中で絶対なのだ。
青年に対する無条件の信頼。
それこそが、この良く分からない状況下にあって、少年が取り乱す事をせずに居られる所以なのだろう。

ただ、青年に対して恐怖は無いけれど。
その足元、ぽっかりと開いた黒い穴。それを覗く事が、少年には酷く恐ろしく感じられる。

ただの穴。そう言い切ってしまうには、この場所は何もかもが現実を離れすぎていた。
そう、いっそ不気味なほどに。

















・・・・・・・疲れた、進まない・・・・orz
気が向いたら、また続けます・・・。
唇に恋心
12:犬鳥...2005.09.03 Sat
言葉に出さずに囁く告白。

届かないで、届かないで。

貴方に冷めた目を向けられたら、この息は止まってしまうから。

想えるだけで良い。

その隣を望みはしないから、背を追えるだけで充分だから。

唇に乗せた音にならない告白に気付かないでいて。

女々しい自分に、どうか気付かないで・・・。

馬鹿みたいだと、自分でも分かっているから。

それでも、止められない想いがあるから。

せめて、音にならない告白を。

どうか、どうか。

届かないで、気付かないで。

始まる前から終わっている恋を、昇華出来る日が来るまで。

無音の告白を、赦して下さい――・・・。








・END・

似たような話を良く書いてる気がする・・・(ボキャ貧
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